
15日に発生したノートルダム寺院の火災について、トランプ氏はツイッターに「空中消火機が消火に使えるかもしれない。すぐに行動しなければ!」と投稿。
しかし、空中消火機を投入していたら寺院の崩壊を招いただろうという指摘がフランスの消防当局幹部たちから相次いでおり、英国の専門家もこの指摘に同調している。
フランス消防当局の報道官は、トランプ氏の提案について「笑える」と表現し、「建物すべてが崩壊していただろう」との見解を示した。
報道官は、森林火災の消火で空中消火機が投下する1回分の水の量は「3トン分のコンクリートを時速250キロの速さで落としているのに等しい」と指摘し、「建物にボウリングのボールを当てるようなものだったはずで、(崩落を免れた)南北の塔も倒壊していただろう」と語った。
また、水の投下は現場にいた消防隊員らの命を危険にさらしただろうと報道官は苦言を呈した。
https://www.afpbb.com/articles/-/3221192
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